「ぶらり農業部」スタート 

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神戸や大阪までのアクセスの便利な宝塚ですが、豊かな自然とも思い切り遊ぶこともできる宝塚。
畑を借りて野菜作りを愉しむ人も多いようです。
そこで、農業まったく初心者による「ぶらり農業部」発足。
 これから一年間、部員の参加する農業教室での様子を月一回ご紹介します。

お世話になるのは神戸市北区にある「神付有機農業教室」。

宝塚ICより大沢ICまで車で30分ほどで到着です。
近くにはフルーツフラワーパークもありこれからの季節にはとても心地よい場所です。
生後2週間の可愛いヤギの赤ちゃんも出迎えてくれました。

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ヤギの赤ちゃんはメスでもツノが生えるのを防ぐために産まれてすぐ根元を焼くそうです。

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この有機農業教室の校長先生は保田茂先生です。
神戸大学名誉教授 兵庫県有機農業研究会を設立 
有機農業の普及に尽力され、安全な食物を求める消費者運動を推進されてきた、有機農業に携わる人で保田先生のお名前を知らない人はいないと言われるほど有名な先生です。

1970年母乳から高濃度の残留農薬が検出されたことや、
当時大きな社会問題のなった水俣病の影響を受け、

「次世代のために安心安全な本物の食物を作らなければならない。

そのために一番大事なのは土である」

と有機農業の必要性を説き、
「天地有機の世界」つまり、大自然は絶えず生々として繁茂し、樹木は逞しく生長を続けていること、
それが有機農業の基礎にある。ということを丁寧に講義してくださる先生の言葉は強い信念と自然への愛情を感じられます。
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午後からはいよいよ畑へ。
「じゃがいもの栽培」「保田ぼかしの作り方」実習がはじまりました。
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「人も野菜も、食べ過ぎ飲み過ぎが病気を招く」

最小限の肥料と水で育てることで、虫もつかず、病気のない元気な野菜が育つそうです。
そのために最適な肥料は保田先生の考案された「保田ぼかし」です。
「保田ぼかし」の作り方を丁寧に学びます。
材料は誰もが手に入りやすく、安全で低コストなものばかりです。

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その後、ひとり五メートルの畑を耕し畝を作り、じゃがいもの植え付けが完了しました。
有機農業では水やりは一切しないそうです。
水やりもなしで本当に育つのでしょうか・・
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今回は「グランドペチカ」と「タワラヨーデル」という2種類のじゃがいも8個を種芋として使用しました。
植え付けの最適な時期は「生き物歴」によると「ソメイヨシノが咲く頃」。
すべて自然が教えてくれるのですね。

じゃがいもは植え付けから約90日で収穫となります。
8個の種芋からどのくらいの収穫ができるのか乞うご期待です。
 
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次回の「ぶらり農業部」は5月の終わり頃投稿予定です。
お楽しみに。

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