【ぶらり宝さがし】vol.13 中山輔（テニスコーチ）

スクール・体験スポーツ

【ぶらり宝さがし】vol.13 中山輔（テニスコーチ）

2018.06.16 / 最終更新日：2018.06.16

【ぶらり宝さがし】とは：『ぶらり宝塚』の読者の皆さんに【素敵な人】＝【宝物】を紹介していきます。
さぁ、ぶらり宝さがしにでかけましょう。
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今回紹介するのは、宝塚市在住のテニスススクール「TASU-club」で代表兼ヘッドコーチを務める中山輔（なかやまたすく）さん。

～Let’s Play Tennis～
楽しくやるなんて当たり前、その中にも熱さと優しさのあるテニススクール「TASU-CLUB」（NPO法人）
テニススクール「TASU-Club」、代表兼ヘッドコーチでもある中山輔さん（以降、輔コーチ）は宝塚で生まれ、今もこの街で暮らす。

ー輔コーチー

小学生の頃は市内の小学校のチームでサッカーに熱中、中学生以降はテニス一筋、全日本Jr大会優勝など活躍する。プレーヤーとしては関西学院大学体育会硬式テニス部でキャプテンも務めた。大学卒業後は一般企業へ就職。その後、大学時代のテニス部先輩からテニススクールを引き継ぎ、現スクールをNPO法人として2012年に立ち上げ、今年で6年目を迎える。
輔コーチは、見た目は優しい笑顔が印象的な爽やかスポーツマンだが、輔コーチのテニスレッスンは熱い。
優しさと熱さのあるレッスンとは如何に。
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ー新作のゲームシャツー
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～TASU-clubの魅力その１「楽しいなかにも勝負にこだわる」～
テニススクール「TASU-Club」の特徴の一つは、少人数制のレッスン。
１クラスのコーチ１人が担当する生徒さんは５～６名と少人数、ゆえに全体への指導の中に、必要と感じた時には個々それぞれに適したポイントを教えてくれる。一人一人を大切にした指導スタイルだ。

「僕のレッスンは、特にキッズ、ジュニア向けには割と厳しいほうだと思います。」と輔コーチ。
スクールに通う男子中学生に話を聞くと、「学校の部活もテニス部に所属している。学校では、指導の先生が１人なので細かい指導が受けられない。自分のスキルアップのために、TASU-Clubに行こうと思った。ここでは、個人での指導が受けられるところが自分には合っている。」

向上心のある若いプレーヤーには、少人数で個別に指導を受けられる指導スタイルは魅力的なよう。

ージュニアクラス練習後のコート整備ー

テニスに限らずスポーツ全般に言えることだが、”試合に勝つ”、”上手になる”には選手自らがそう思うことがとても大切。
TASU-Clubでは、プレーヤー一人一人にそういった“意識付け”していくことを大切にした指導スタイル。

ーレッスンの一コマ＜”ここ一番”に強くなるための練習＞ー

レッスンプログラムの中には、「相手に負けるもんか！」とプレーヤーに“意識付け”する様々な工夫が取り込まれている。
例えばランニング、1人のプレーヤーを後ろから２人のプレーヤーが少し距離を開けて追いかける形、追いつかれたプレーヤーは罰ゲームが課される。
なるほど、走ることだけでもこういった“意識付け”も同時に磨かれるのだろう。

ージュニアクラス練習開始の挨拶ー

～TASU-clubの魅力その２「ひとりひとりを大切に」～
先日、三宮校でのレッスン取材中に印象的な話を聞くことができた。
5月中旬というのに既に夏のような日差しの中、小学校1年生の男の子が体験レッスンを受けていた。

ーキッズコースの練習風景ー

彼の母親に話を伺ってみたところ、最近テニスを始め既に他スクールに通っているらしい。他のスクールに通いながら、なぜ「TASU-club」の体験に来たのか気になるところ。
きっかけは、ママ友から「輔コーチのレッスンいいよ！」と、このスクールを勧められたこと。
「実は、去年もこちらの体験を受けたんです。ママ友からも勧められて、あっ、前に行ったスクールだ！と思い出しました。」

「昨年は夏だったので、本人がテニスよりセミの抜け殻に気を取られてしまって・・・子どもに『テニスをちゃんとやりなさい！』と注意しました。」

その様子をみていたのは、クラブコーチの一人でもある輔コーチの母“母コーチ”。彼女からかけられた言葉が印象的だったという。
「お子さんは今セミの抜け殻に興味があるのだから好きにやらしてあげなさい。無理にやらせるのではなく、本人の気持ちを大事にしないと。」
彼の母親はその言葉をきいてハッとしたのと同時に、輔コーチだけでなく母コーチ（輔さんのお母様）、きっと他のコーチも素敵な方達が教えてくれるスクールなんだろうな、と思われたとか。
「輔コーチも体験レッスンの最後に『よしっ、コーチと試合をしよう！真剣勝負やぞっ！』って、ラケットをクルクル回して先攻後攻を決めるところから、いつもの通り真剣にやってくれました。今回、2回目の体験にも関わらず、予約の電話を入れたときもセミの話をしたら『あぁー、あの時の！』って覚えてくださっていたのもとてもうれしかったです。」

この話を伺い、スクールに入る前から既にプレーヤーとコーチはもちろん、更には保護者も含めた信頼関係が築かれつつあるのを感じる。

～TASU-clubの魅力その３「ホット＆アットホームなテニス一家（クラブファミリー）」～

「TASU-Club」は、輔コーチ、先の母コーチの他、輔コーチの姉：亜美コーチと、中山ファミリー＋2名のスタッフの5名で指導している。
亜美コーチは、
話をする前から“明るさ”“楽しさ”があふれている人。現役時代はテニスの名門校に通い、インターハイに出場するなどコーチとしてももちろん信頼できる人だ。

ー亜美コーチー

ー母コーチー

～TASU-clubの魅力その４「テニスをしながら国際交流も」～
「TASU-Club」のレッスンは、神戸市内のテニスコート（磯上（三宮）、谷上（神戸市北区））を使って開催している。テニスを通じての社会貢献、地域活性化、健康増進を掲げ、4歳からのキッズコース、ジュニアコース、アダルトコースまで幅広く、更にプライベートでのレッスンも対応している。
レッスン以外の特徴に、スクールの環境も魅力的。磯上で行われるレッスンは「Kobe Regatta & Athletic Club」のコートを使用。「Kobe Regatta & Athletic Club」は、140年以上の歴史を持つ関西でも最も古い国際的なスポーツクラブで、外国にいるような雰囲気が味わえる。神戸というロケーションもあり、様々な国の子どもたちとテニスを通じて交流できることも魅力の一つ。
さらに、趣きのあるクラブ施設を利用できるのも嬉しい。

ー Kobe Regatta & Athletic Club, 正面ゲートー