阪急宝塚駅から宝塚大劇場に続く、花のみちで「ベルサイユのばら」シリーズの薔薇の花がみることができます。 「ベルサイユのばら」は、フランス革命前夜、その動乱の時代を描いた池田理代子作の不朽の名作。宝塚歌劇での上演だけでなく、映画やアニメへと世界中で愛される作品となりました。フランスのバラ育種の名門「メイアン社」が、作者の池田理代子氏の協力、監修のもと「ベルサイユのばら」の世界を表現されたバラがこの「ベルサイユのばらシリーズ」。そして、京成バラ園(株)によって日本で咲かせて広められています。
全6種類あるバラは、各キャラクターをイメージで表現されていて、バラを眺めながら物語に想い巡らせられそうです。
「ベルサイユのばらシリーズ」は宝塚市内では、花のみち、阪急宝塚駅前、あいあいパークでみることができます。他にも日本各地でみられるようです。花のみちでは、大劇場近くにあるオスカルとアンドレがモチーフのばらモニュメントの周囲でみられます。
阪急宝塚駅前のソリオ前でみることができます。
こちらの濃いローズピンクのバラは、「王妃アントワネット®」
「世界に知らぬ者のないフランス最後の王妃マリー・アントワネットの華麗さと優雅さを表現したバラです。
目を奪われるローズピンクの花色の鮮やかさと、ゆるやかにウェーブする花弁は、当時最先端のファッションを追い求めたアントワネットの艶姿を思わせます。花色にぴったりの、甘い、華やかなティーローズの香りを開花とともに放ちます。濃い緑色の葉も花を引き立たせています。
耐病性にすぐれたハイクオリティな品種で、枝の発生が良く、元気な株に成長します。見る者の心をたちまちとらえてしまうアントワネットの魅力を存分に感じさせる、まさに「女王のバラ」です。」
(京成バラ園芸株式会社HPよりhttp://www.keiseirose.co.jp/company/versailles/lineup/antoinette.html)
こちらのクリーム色のバラは「アンドレ グランディエ®」
「最後まで愛するオスカルに暖かく寄り添った、アンドレの強く深い愛を秘めた心を表現しています。
ふちに近づくにつれ、やわらかなクリーム色に変化していくライトイエローの花は、見る者の心を温めてくれる独特の色彩です。丸弁平咲きの大輪花が、ふっくらとおおらかに開花する様子も、男性の深い包容力を感じさせるようです。」(京成バラ園芸株式会社HPよりhttp://www.keiseirose.co.jp/company/versailles/lineup/andre.html)
こちらの桜ピンク色のバラは、「ロザリーラ モリエール®」
「オスカルから「私の春風」と言われた少女ロザリーの、可憐、清純な人柄をそのまま表したようなバラです。
咲き始めはピンクのハンドペイントがうっすらと乗り、開花につれてふんわりと愛らしい桜ピンクのロゼット咲になります。花付きがすばらしく、ブーケのような大きな房状に咲きます。葉は淡緑から濃い緑になり、良く茂ります。コンパクトな樹形のため、鉢植えとしてもおすすめです。
耐病性に優れ、丈夫で良く育ち、ビギナーの方でも安心して育てられます。可愛らしくともその芯は強く、たくましく生きていくロザリーのように、野に咲く花の強さを持っており、どんな花や植物とも調和します。」(京成バラ園芸株式会社HPよりhttp://www.keiseirose.co.jp/company/versailles/lineup/rosalie.html)
あいあいパークの植物担当の方にお話を伺ったところ、今年は開花が遅かったようで、11月後半まで花が楽しめそうとのことです。花のみち、ソリオ前、どちらもまだ蕾がありますので、しばらく楽しめそうです。
あいあいパークでは、「秋のバラフェア」も実施中です。週末には園芸アドバイザーの無料講習や、アドバイスも受けられるようです。お気に入りのバラを探しに訪れてみてはいかがでしょうか。
あいあいパーク「秋のバラフェア」
2017年10月14日(土)~11月12日(日)
10時~17時(入場無料)
詳しくは、あいあいパークホームページをご覧ください。
→http://www.aiaipark.co.jp/know/event_report.php
ベルサイユのばらシリーズ(京成園芸)ホームページ→http://www.keiseirose.co.jp/company/versailles/index.html
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