【行ってきました】今週末もまだまだ楽しめる「旧松本邸公開」

11月11日のブログ『11/12(日)~19日(日)映画『火垂るの墓』の撮影にも使われた国登録有形文化財「旧松本邸公開」』でも紹介した「旧松本邸公開」に行ってきました。
JR宝塚駅からは徒歩で約10分。改札を出て左へ、ユニベール宝塚へ続く通路を進みます。ユニベール宝塚に入る手前左手の階段を降り、線路沿いから住宅街を進むとブドウ池が見えてきます。ブドウ池横の緑色の門を入るとすぐです。


(詳しい道順は宝塚まち遊び委員会のfacebookページに紹介されています。→https://www.facebook.com/machiasobi.zuka/?fref=ts)途中、数か所こんな看板があるのでわかりやすいです。


開催期間に数回開催されている館内解説をきくことができました。解説はヘリテージマネージャー(地域歴史文化遺産保全活用推進員)の中川さん。建築主の土井内蔵氏、寄贈者の松本康弘氏、設計者の川崎忍氏の紹介に始まり、建築主が”土井氏”なのになぜ”旧松本邸”なのか、旧松本邸の”洋風住宅”と”洋館”の違い、阪神大震災でも大きな被害を受けることがなかった理由、各部屋の紹介など聞きごたえのある1時間。

食堂の食器棚やカーテンなどは松本氏が暮らしていた時のままの状態。
食堂にはこんな小窓が。台所からできたての食事が届けられる工夫?!
解説を聞くことで、和洋の知恵をミックスされた築80年の建物をみるだけでなく、設計者の暮らす人への細やかな配慮や建築主の人柄などを思いはせながら見学することができました。

2階の寝室には、「宝塚なつかしの写真展」も展示されており、80年前旧松本邸が建てられた頃からの人々の生活を感じられるかもしれません。


邸宅の裏には防空壕やワインセラーも。


葉っぱは色づく庭では、週末には飲み物サービスもあるようです。(画像は2階の寝室からの風景)
宝塚まちあそび委員会とヘリテージマネージャーによる館内解説は、18日(土)19日(日)10時半~、11時半~にも開催されます。また、18日(土)13時半~、14時半~はミニコンサートも開催されます。旧松本邸の応接室ないくつかの部屋は、天井がテックス(吸音材)が使用されていたりと、音や声が心地よく響く設計がされているようです。レトロな空間で一味違った音が楽しめそうです。

「旧松本邸公開」
◆日時:平成29年11月12日(日)~19日(日)10時~16時 観覧無料
◇旧松本邸:宝塚市桜ケ丘3-45 電話 0797-86-8251(12~19日10時~16時まで可能)
◆問い合わせ先:宝塚市立中央図書館 市史資料室 電話 0797-85-0648(※土・日・祝日を除く10時~18時)
詳しくは宝塚市イベントホームページをご覧ください。→http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/kyoiku/library/1020153.html

一般公開は年に2回春と秋に開催されているようで、次回は来年2018年5月頃の予定。

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