明治6(1873)年の廃城で取り壊された尼崎城。大阪夏の陣の後、西国有事の際の守りの拠点として築かれた四層の天守閣をもっていた尼崎城は天気のよい日には、宝塚からも眺める事ができたと言う。家電量販店「ミドリ電化」創業者の安保詮(あぼ あきら)氏が私費約12億円を投じての築城により完成した平成のお城が市へ寄付され、2019年3月29日より一般公開される。
尼崎市の公式サイト
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/shisei/sogo_annai/shiro/1015591.html
オープン記念イベントは、29(金)30(土)31(日)の3日間で、神戸・清盛隊や熊本城おもてなし武将隊など全国から集まった「武将隊」によるパフォーマンスや大阪城鉄砲隊による火縄銃の演武などステージプログラムが多数開催される。また、野点スタイルのお茶席での呈茶や戦国ワークショップ、石垣ボルダリングなど体験型イベントも行われ、子どもが気軽に参加できる企画も満載だそうだ。尼崎城の内部には歴史を伝えるパネル展示、着物を試着できるフロア、剣術体験ゲームなどが楽しめる。利用方法に制限がある文化財ではないため、市の担当者は「市民らから広く活用のアイデアをもらいたい」としている。
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イベント:尼崎城一般公開記念イベント
日時:3/29(金)、3/30(土)、31(金) 11:00〜
天守閣の開放は9時~17時。
2F以上 大人500円、高校生以下は250円。未就学児は無料。
場所:尼崎城址公園内(尼崎市北城内27)
電話:06-6409-4146(尼崎市城内まちづくり推進課)
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記事/写真: Yoshifumi Tsujimoto(brali管理者)