今年の8月、ジャムとベーグルの人気店「サイドマンズ」が豊中市岡町から清荒神参道に移転。清荒神エリアにまたひとつ、魅力的なお店が増えました。
そこで今回は、お店を切り盛りする伊藤さんご夫妻にお話しをお聞きしました。
こちらが外観。シックです。そして、幾何学模様が効いています。
ここは岡町の頃と同様＂ファクトリー&ショップ＂という役割のお店。現在は平日は工房、週末は店舗として営業しています(詳しい営業日はインスタをチェック)。
岡町の店舗があった場所は味のある商店街の中。旧能勢街道沿いで神社の横という渋い立地でした。そして移転先の清荒神もまた雰囲気のある場所。
場所選びの条件として、やはり雰囲気は大切にしているとのことです。
清荒神には知り合いのお店があり、プライベートで時々訪れていた場所。そしてよりこの界隈の人たちとの繋がりができたのは、2019年の「宝塚音楽回廊」への出店がきっかけ。
「宝塚っていいとこなんや」そんな印象を抱きました。
平日にお邪魔したので商品は並んでいませんが、週末にはこちらのカウンターにたくさんのベーグルが並びます。
ベーグルは人気の味が早い時間に売り切れることが多いので、予約がおすすめとのこと。インスタにリンクのある公式LINEから予約が可能です。
白い壁の向こうが工房です。
岡町の工房が少し手狭になってきたことも移転を決めた理由の一つ。新しい工房ではスタッフを増やして増産することも可能になりました。
サイドマンズの開業は2019年。
岡町でもファクトリー&ショップの形態で営業し、週末の店舗とWEBで販売しながら、着実にファンを増やしてきました。
そして2023年の3月、宝塚市立文化芸術センター内に「サイドマンズスタンド」をオープン。平日もサイドマンズのジャムやベーグルを買うことができるようになりました。
こちらはご存知サイドマンズスタンド。
イートインスペースもあって、近隣で働く人やイベントなどで訪れた人にも人気です。
定番のベーグルやジャムが平日でも購入可能。
写真のジャムにはお酒が入っています。朝食のイメージがあるジャムですが、こちらはディナーにも使える大人仕様なんです。
サイドマンズのジャムは小ぶりで飽きずに食べ切れるちょうどいいサイズ、そして海外のシュー(靴)クリームを思わせるクールなデザインもまた新鮮です。
アイスクリームやコーヒーも人気。
こちらのスタンドで提供しているものは、アイスクリーム以外はコーヒーの焙煎を含め、全て清荒神の工房で賄っています。
清荒神のお店にはジャム用のギフトパッケージも用意されています。
「ジャムは日常的に取り入れていただくのはもちろん、宝塚のギフトとして清荒神から全国各地に飛び立たせてもらうらようになれば嬉しいです。」
＂宝塚土産の新定番＂ いいですね。
ちょっとしたスタンドもあり、参道を眺めながら一息つくこともできます。
「地元の方がお散歩のついでに気軽に立ち寄っていただける店になりたいなと思っています！それと私たちが友人知人のお店をきっかけに清荒神の魅力を知ったように、まだ清荒神を訪れたことのない方にも町の魅力を伝えることのできる店を目指して行きたいです。」
2019年の開業から2023年3月のサイドマンズスタンドオープンを経て、その5ヶ月後に工房の移転とテンポよく進み続ける伊藤さんご夫妻。
その日の分が完売すれば閉店という小商いのスタイルも世の中にはありますが、サイドマンズのやり方にはお客さんにとって使い勝手の良いお店にするという思いが伝わって来ます。
「将来的には、清荒神のオープン日も増やしたいですね。」
岡町同様に宝塚で愛されるお店になるのも、遠くは無さそうです。
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店名：SIDEMAAN’S（サイドマンズ）
所在地：〒 665-0836 宝塚市清荒神3-3-19 ハイムS101
instagram：https://www.instagram.com/sidemaans/
営業時間：12:00~17:00
定休日：不定休（instagramからご確認ください）
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記事/写真 RL
