国登録有形文化財で「ひょうごの近代住宅100選」にも選定された宝塚市(桜ケ丘)の旧松本邸が5月14日(月)~20日(日)一般公開される(入場無料)。
ライターは昨年秋の公開時に初めて訪れたが、なんとも風情のある建物と素敵な庭が印象的だった。
ヘリテージマネージャー(地域歴史文化遺産保全活用推進員)の館内解説とともに館内を見学すると、当時にタイムスリップしたようで楽しめた。
館内解説の開催日時に合わせて訪れるのもおすすめ。
その際のレポートはこちら→2017年11月17日「【行ってきました】今週末もまだまだ楽しめる「旧松本邸公開」」
旧松本邸の内部見学だけでなく、館内説明や、ミニコンサート、飲み物サービスに加え、懐かしの宝塚写真展や講演会、ワークショップなど盛りだくさんの内容。
◆日時:2018年5月14日(月)~20日(日)10時~16時 入場無料
◇旧松本邸:宝塚市桜ケ丘3-45 電話 0797-86-8251(開催中10時~16時まで可能)
◆問い合わせ先:宝塚市立中央図書館 市史資料室 電話 0797-85-0648
詳しくは宝塚市イベントホームページをご覧ください。→http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/s/kyoiku/library/1025659.html
旧松本邸は、平成13年(2001年)に故・松本安弘氏から市に寄贈された建物。アメリカ留学した建築家の川崎忍の建設で昭和12年(1937年)に完成した木造の洋館。
昭和初期に西洋の様式を取り入れた住宅でほとんど手を加えず現存するものは多くなく、平成20年(2008年)に公開された映画『火垂るの墓』のロケ地としても知られている。
通常は非公開だが、2003年から例年期間限定で公開されており、当時のモダンな西洋スタイルの生活を感じ貴重な文化遺産をみることができる。